好きに自由に書かせてください( ..)φ

自分の書きたいことを好きに書かせていただく自己満足ブログです。日常生活のことや社会のことをざっくばらんに書いています。

書籍『断片的なものの社会学』を紹介します

どうも、お久しぶりです。

私です( ^ω^ )

 

以前、本ブログで私が購入した様々なもののレビュー記事を書くブログを作ったと書きましたが、アクセス数が伸びないのと「ここで書けばいいんじゃない?」という考えが頭に浮かんだので、レビュー記事のブログはやめます。

今回の記事は、やめるブログに投稿していた本のレビューです。この本に関しては、多くの人に知ってもらいたいので、当記事だけは本ブログにて再投稿させていただきます。

 

読んでやってください。

お願いします!

 

 

さて、それでは改めて書いていきましょう。今回紹介するものは書籍です。今回紹介する書籍は、岸政彦さんの『断片的なものの社会学』(朝日出版社)です。まずは、簡単に本の紹介をしておきます。

 

f:id:totota3211taku:20161215131447j:plain

書籍名:断片的なものの社会学

著者名:岸政彦

出版社:朝日新聞社

発売日:2015年6月10日

紀伊国屋じんぶん大賞2016受賞

 

本のタイトルに「社会学」とついているので、難しい本と思われる方もいるかもしれません。しかし、『断片的なものの社会学』は、何かの理論を明らかにしたり、近代社会の歴史や産業革命について考察したりはしていません。この本では、ある人へのインタビュー内容や著者である岸さんが説明しきれないものについて書いてあります。本のタイトルにもある「断片的」は、まさにその通りで、社会学の分析からこぼれ落ちた断片を集めてできたものが『断片的なものの社会学』という本だと思います。

私が初めてこの本を知ったのは、大学の講義でした。講義を担当している教授が、『断片的なものの社会学』を講義内でおすすめしているのを聞きました。私は、社会学を専攻しているので、勉強の一環として読んでみようと思って購入しました。

読み始めると、一気に本に引き込まれました。何と言えばいいのか難しいのですが、「社会学」の本を読んでいるはずなのに読み進めていくうちに短編集を読んでいるような気分になりました。そして、各短編が面白くあり、また考えさせる内容でした。

私自身、まだ社会学の理解や考えを深く理解しきれてはいません。かと言って、社会調査をうまくできるわけでもありません。だから、偉そうなことは言えませんが、この本は社会学に関わっている人よりも、社会学についてあまり知らない人にこそ読んでもらいたいです。そして、社会学によくある「答えを出しきれない問題」「うまく言葉にできないこと」を考えてみてください。

社会学を専攻している人は、社会学なのに物語的という不思議な感覚を味わうことができます。

 

私の表現が下手なせいもあって、この本の魅力が伝わりきっていないかもしれませんが、百聞は一見にしかずです。とりあえず、読んでみてください。

 

それでは(^0^)/