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自分の書きたいことを好きに書かせていただく自己満足ブログです。日常生活のことや社会のことをざっくばらんに書いています。

自分のためだけの本屋

お題「自分の本屋を作るとしたら」

 

 こんにちは、私です。

 今回は、お題「自分の本屋を作るとしたら」で記事を書いていきます。

 

 そうですね…、自分の本屋を作る。考えてみるととても素晴らしいことのように思います。私は本、正確には紙で作られている書籍が非常に好きなので、その書籍に囲まれている本屋という空間がとても好きです。それこそ、何もようがないのにふらりと入った本屋なのに、気づくと3時間時間が過ぎていたなんてことはよくありますね。

 

 さて、「自分の本屋を作るとしたら」ですが、私なら決して大きいわけではないけれどそこにいるだけで落ち着くことができたり、何か心に安らぎを与えられたりするような本屋を作りたいですね。しかし、ただ落ち着き心安らげるだけでなく、書を読み、そこから多くの思考を巡らせることができるような空間にできればなお良いですね。

 書籍棚に並べる本はどうしましょう。私は新書を読むのが好きなので多くの新書を並べたいですね。例えば、光文社新書ちくま新書幻冬舎新書なんかもいいですね。並ぶ本はどのようなものでも構わないと思います。

 また、新書だけではなく、文庫や専門書も置きたいですね。一口に文庫と言っても、小説、学術文庫といろいろありますね。最近は、学術文庫ばかり読んでいるような気がしますが、小説も好きです。もちろん、大判の小説もいいと思います。私は文庫サイズの本が好きなのですが、たまに大判サイズの小説を読むと「私は今本を読んでいるんだ」とより思えるような気がします。

 専門書はどうしましょうか。私は現在大学で社会学を専攻しているので、書籍棚に並ぶ専門書は社会学関連のものになると思います。専門書だけでなく、新書等も社会学と関連しているような内容のものが多く置かれているでしょうね。

 

 書籍棚に並ぶ本のことはこれくらいにしておきましょう。はじめにも述べていますが、私は本屋という空間がとても好きです。もちろん、並んでいる本が好きだから本屋に行くというのもありますが、それ以上に本屋という空間に私は惹かれます。

 私は本屋に行くと時間がゆるやかに流れているように感じます。具体的で分かりやすく表現することが難しいのですが、本屋という空間は日常生活から少しだけズレていて、時間の流れがほんの少しだけゆっくりになっているという感じですね。日常とは異なっている、ある意味での非日常で本を選ぶ。本を選ばないにしても、ただその空間の中を漂い並べられた本に目を向け、指を沿わせてみる。気になる本があれば、手に取ってじっくり吟味してみる。こういった本との一期一会を楽しむことができるのは本屋という空間の魅力であると思います。

 

 ここからは、私が作る本屋にあったらいいなと思う理想について一つ書いていきましょう。本屋に必ずあるもの、正確にはいる人というものがあります。それは、店員さんです。私が本屋を作り、そこで働くのであれば、『アイドルマスター シンデレラガールズ』(以下、デレマス)に登場する「鷺沢文香」というアイドルのような女の子と一緒に働きたいですね。

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 文香ちゃんは、いわゆる「本の虫」のような女の子でいつでもどこでも本を読んでいるような子です。性格は内向的で人付き合いを苦手としている彼女ですが、読書家であるからか豊富な知識を有しており、その知識を披露する場面も少なくはありません。内向的で自身を見せることを得意としていませんが、心に一本芯が通っているような感じがします。

 たとえ本屋を作ることができたとしても、不可能なことだとは思いますが、文香ちゃんのような女の子と静かにゆっくりとした時間を過ごしながら本屋をやってみたいですね。まあ、現実はそんなにうまくいくはずもなく、理想は理想のまま終わってしまうのでしょうね。

 

しかし、叶わないと分かっているからこそ割り切って好き放題に語ることができるのかもしれませんね。昨今の本屋はAmazon登場以来厳しい状況が続いているようです。また、とある書店でアルバイトをしている私の友人は、「(友人のアルバイト先の)本屋の利益率は全体の売り上げの1%しかない。本屋の流通システムは昔から変わっていないから各書店にはお金が入らず、一部の人間だけが甘い汁を啜っている状態が現在の本屋業界の実態だ。さらに、本屋は盗難が多く、盗難によって出る被害額は全体の売り上げの1%もある。盗難による1%の被害が本屋の利益になる1%をなくしてしまっている。今や、本屋は利益なしで店をやっているようなものだ。」と言っていました。

友人は大学のレポートのために本屋の現状を調べていただけで、専門家でも有識者でもありません。そのため、情報の真偽は確かではありませんが、本屋業界がこのような状態で新たに本屋を作るのはかなり困難だと思います。

 

最近は、Amazonをはじめとしたインターネットショッピングのシェアがどんどん拡大しています。それだけではなく、AmazonKindle楽天楽天koboなどの電子書籍販売サービスが台頭してきています。紙の本はどんどん売れなくなっていているようです。音楽業界でCDが売れなくなっているのと同じように紙の本も売れなくなってきています。

本が好きで本屋という空間も好きだからこそ、これらが残ってほしいと思います。本屋が生き残ることができるようなシステムの再検討がされてほしいですね。

 

システムができたら、本屋をやってみたいなぁ…

それでは(‘ω’)ノ