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「パナマ文書」ってなーに? -1.「パナマ文書」とタックスヘイブン-

こんにちは、私です。

 

「パナマ文書」に関する記事その1です。初回の今回はそもそも「パナマ文書」とは何か。また、新聞やニュースで取り上げられているタックス・ヘイブンとは何かについて書いていこうと思います。

 

「パナマ文書」とは

 

 各メディアで大々的に取り上げられている「パナマ文書」。その文書にはどんなことが書かれているのか。基本中の基本、初歩的なことから書いていきます。

 

とりあえず、インターネットで〈パナマ文書とは〉という検索ワードで検索をかけてみました。1ページ目にコトバンクが出てきたので、そこに載っていた説明を引用します。

 

パナマの法律事務所「モサック・フォンセカ」から流出し、2016年4月3日に公表された機密の金融取引文書のこと。76カ国370人以上のジャーナリストから構成される「国際調査報道ジャーナリスト連合(ICIJ)」が、同事務所の1977年から2015年12月に及ぶ膨大な内部文書1150万点を入手・検証し、結果を公表した。これにより国家元首を含む多数の政治家・企業幹部・著名人などと、オフショア・タックスヘイブン(非居住者向け租税回避地)にある海外資産との関係が明るみとなり、ただちに各国政府が調査を開始している。資産隠しの疑惑を受けたアイスランドのグンロイグソン首相は、同年4月5日に辞任を表明した。
(2016-4-7)   パナマ文書(ぱなまぶんしょ)とは - コトバンク

 

 うーん...なんだか小難しいことが書いてありますね。順に紐解いていきましょう。

 

まず、「パナマ文書」と呼ばれているだけあって、中米パナマが関係しています。そのパナマにある法律事務所「モサック・フォンセカ」から流出した文書だったので「パナマ文書」と呼ばれているのでしょう。

「パナマ文書」には、1977年から2015年12月までの機密の金融取引文書が収録されており、その内容を国際調査報道ジャーナリスト連合(ICIJ)が公開しました。

 

なるほど(´-ω-`) 

つまり、流出した文書の内容が明るみにしたくない金銭のやり取りについて書かれたものだったということですね。そしてその文書から日本の大手企業の名前が書かれたものも出てきたということですね。

 

要は、カネの話ですね(๏д๏)

 

それでは、どんな風にカネが絡んでいるのでしょうか。次の項目で説明していきます。 

 

タックス・ヘイブンとは

 

タックス・ヘイブン。「パナマ文書」と同じくらいの頻度で出てくる言葉ですよね。学校なら「ここテストに出るからねー」って言われるような重要語句のはずです。重要なことは分かっているけど知らない。それなら、一緒に知りましょう٩(ˊᗜˋ*)و

 

さて、先ほどと同じく〈タックス・ヘイブンとは〉という検索ワードで検索をかけたところ、コトバンクが出てきてくれました。知らない言葉を調べるときにコトバンクは重宝しますね(・∀・)

こちらも説明を引用します。

税金避難地または租税避難地。法人所得や利子,配当に対して税制上の特典を設けている国または非独立地域のことをいい,カリブ海その他世界中に約 40存在する。これらの土地では,通常は税制上の優遇措置に加えて為替管理,会社法などの面でも特別の規定が定められていて,多国籍企業が名目だけの子会社を設立して収益をそこに集中して税金逃れをはかったり,資金操作に利用する例が多い。

タックス・ヘイブン(タックス・ヘイブン)とは - コトバンク

 

これまた分かりにくいですねー(-.-;)

タックス・ヘイブンについても一つずつ理解していきましょう。

 

タックス・ヘイブンは日本語に訳すと、税金避難地、租税避難地と言うようです。これをもう少し噛み砕くと税金をかわせる場所となります。

場所とは何のことなのでしょう。それは、法人所得、利子、配当に対して税制上の特典がある国や非独立地域のことです。要するに、自分にお金が入ったときに払う必要のある税金がお得になる国や非独立地域のことです。

 

つまり、タックス・ヘイブンとは先進国や独立地域に比べて納める税金の額が少量で済む土地のことです。

 

どうしてタックス・ヘイブンは存在するのでしょうか。タックス・ヘイブンとされている国や地域は発展途上国であったり先にも述べたように非独立地域であったりします。

発展途上国が発展する、非独立地域が独立するためには国家、地域として様々な力をつける必要があります。その力の中には経済力も含まれます。

その経済力を発展途上国や非独立地域が単独で手に入れるのはかなり困難でしょう。それじゃあどのようにして経済力を獲得すればいいのか。先進国の多国籍企業の力を貸してもらう。

多国籍企業に力を貸してもらえばいい。とはいっても、企業側も無条件に力を貸したりはしないでしょう。それなら、企業側が力を貸してもいいと思えるような条件を提示すればいいのです。つまり、企業にとってうまい話、メリットになるような条件を出せばいいのです。その条件が、税制上の特典というわけです。

 

タックス・ヘイブンがどういうものかがこれで分かったのではないかと思います。 

 

今回のまとめ

 今回は「パナマ文書」とタックス・ヘイブンとは何なのかということについて書かせていただきました。初回ということで、探り探り書いてきましたが、どうでしたか。

わかりにくい部分もあるかもしれませんが、私も勉強しながら書いていますので、少し広い心で読んでいただけるとありがたいです(´・ω・`)

 

次回は、今回説明した「パナマ文書」は何が問題とされているのかについて書こうと思っています。

 

それではまた次回('ω')ノ